「ゆらゆらの向こうに見えるキラメキ」:half awake half asleep in the water

青山ブックセンターで見て、凍った。
楢橋朝子さんの「half awake half asleep in the water」。写真集が出ていた。

昔、デジタルカメラ雑誌の編集部につとめていたとき、
写真雑誌で見て、衝撃を受け、個展も見に行った。

問答無用でこのシリーズが好きだ。
常に動き続け、ゆれ続ける波のなか、
チラっと見える陸の、変わらなさ。
ときおり、何かがキラキラッと「光る」のが見える。
そして、ふんわりと伝わってくるどことないおかしさ。

私たちの住んでいる世界が、
海から撮ると、キラキラと輝く。
それは、まるで死の世界から、
この世界を覗いているかのようでもある。

私は、日常生活でも、このキラメキを愛している。
食べ物を食べなくても、生きていけるかもしれない(?)が、
多分、私はこれがなかったら死ぬのかもしれない、
と、少し、思う。

あれから私は編集部をやめて、
しばらくは茫然自失しながら、
それでも、何かが撮りたくて
日々チラシ配りをしながら、写真を撮った。
あるとき偶然、ご自宅を見つけてしまい、
ちょっと泣いた。

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