「写真も文も編集も、全部やりたいから、私は本を作ってる」:ohotoさん

これから、少しずつ「これからの人」な方々を
インタビューしていこうと思っています。
一番最初のインタビューは、ミニコミ誌「ニチヨウビノ」
を作った、ohotoさんです。

はじめてお会いしたのは、
今行っている編集の学校
多分、今からちょうど1年前です。
やがて作りたい本の企画発表をすることになり、
そのときから「休日の本を作りたい」とおっしゃっていました。

その後、
彼女が運営しているサイトを見て、
「…確かにこれはすごい『まとめる能力』だわ」
とうなりました。
写真がよいのはもちろん、
文章も適材適所にまとめていて、
それぞれのコンテンツがちょうどいい感じになっています。

そして、くしくも彼女が作った「休日の本」、
「ニチヨウビノ」の第1号は、
私が取材された記事が掲載されました。
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お会いした当初は、何か質問をしても、
内容はぼんやりとしたようなイメージがあり、
本当にこの人、本当の事を言っているの?
と不思議に思ったりもしたのですが、
(そのことを伝えたら「よく人にそう言われる…」と
おっしゃいました)

やがて、答えがクリアーに
帰って来るようになって
あぁ、これはこういう「期間」だったのかも、
と、今、思うようになりました。

普段は、フリーでWebデザインなどをされています。
——————————————————

――「ニチヨウビノ」、できてから他の人に配ったり、
売ったりしているけれども、
すごく反応がいいですね。
シゲオ先生(編集学校の先生)にもあげたけど。

「あ、そうですか」

――「文章がいいねー」って言ってた。
やっぱり、ものができる、あるっていうのは、まったく違うね。
その感じを、今回私は肌で感じた。
私も載っているから、よけい。
「あんたが特集なんじゃん! スゲー!」とか言われたりすると、
すごいうれしいし、感謝です。

…そもそも、職はWebデザイナーだけど、何で本なの?
学校に居るときから、なんかすごく「本、本」って言ってたよね?
Webがあんだけできるんだったら、
Webっていう手段もあると思うんだけど…。

「うーん…。そういえば、なんでだろう…。
本は、色んなデザインとか遊びをたくさん盛り込める余地があって、
そういう本って、見ているだけでもワクワクするし、
それこそ家にあるだけでもうれしい。
そういう…ワクワクを、他の人にも感じてほしいんだと思う…。
Webは、自分が仕事でするときは、やっぱりユーザビリティ(使い勝手)
を一番に考えてしまうから、
デザインや遊びがあんまり先に来ないっていうか…
本だと、思うまま、趣味って感じでできるのがいいな、と思う」

――そうなんだ。それと同時に、やっぱり着々とこなしてるなぁ、
前に進んでるなぁ、って感じもする。
「やる」って決めたらやる人だな! って感じが、
すごい尊敬できるなぁ、って。

「それは…ペロさんが本を『10月に出す』って言ってたから
それじゃぁ急がなきゃ、って言って出した」

――マヂで! それは出してなくてすみません! ハハ(恥)。
それで、実際に作ってみて、どうですか。初めて本を出してみて。

「正直、作るのは楽しいけれども、
売るのって大変だなぁ、と思った。Webだと、
今までの経験もあるし、わりとこうすれば広まる、
とかわかるんだけれども。
そして、それが全部パソコンからできるし。
でも、本は全部回って、話して、置いてもらわないといけないし、
歩き回っても置いてくれない店とかもあるし…」

――本屋さんと同じで、場所にお金がかかってる、っていうシビアな面も
あるんだろうねぇ。

「フリーマーケットにも出したけど、あんまり評判はよくなかった。
やっぱりああいうところって、本を買いに来る人はあんまり居ないですね」

―― 売るのも、すごい熱心にやってますね。

「やっぱり売らないと。オールカラーでお金もかかってるし。
前、会社員をやっていたから、コストパフォーマンスっというか、
作ったからには売らないと、っていう思いはあります」

――あと…。文章と写真、そしてレイアウトのレベルが、安定していて、
慣れてる~って感じがしました。
レイアウトは、ある程度お仕事でされているとしても、
とくに写真、いい感じのわりには、
こうとくに撮る人の思いいれがなさそうなのが、
なんだか印象的だったんだけど…。
写真に対して、どう思ってますか?
そもそも、あの写真の感じは
どうやって作っていったんですか?

「うーん…。ビジュアルブックみたいなものが、
私は大好きで、よく見ているんです。
それで、特別に好きな写真家などが居る、
というわけではないのだけれども、
『あ、この写真いい』っていう写真が何個もあって、
そして、そういうストックが頭の中に集まっていくと、
自然にそんな感じに近づいていく、のではないでしょうか。
好きな写真家は…市橋織江さんは、好きです」

――今後…、どうなるのかな…。例えば、もっと書いてみたいとか、
もっと突っ込んで撮ってみたいとか、そういう気持ちはありますか?

「うーん…。私は昔から人に『トータルバランスがいい』って
よく言われるタイプで」

――(笑)! それってどういう意味…。

「なので、ひとつのことをきわめるということに
あまり興味はなくて…。
っていうよりかは全部やっていきたいですね。
書いて、写真撮って、編集して。
…そう、多分、全部自分でやってみたいから、
本を作っているんだと思う…。」

――例えば、次号の取材相手なんか、もう決まっていて、
私なんかもうワクワクしているわけなんですけれども、
その後ってどうしますか?

「 日曜日の朝についての情報の本が
作ってみたい、と思っています」

――それって楽しそう! ぜひやることがあったら、仲間に加えてください!

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おにぎりを食べるohotoさん

(2008.01.21インタビュー)
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後日、私の家に2008年の年賀状が届きました。
タイトルは「キンヨウビノ」。葉書型の新聞風の旅行レポートです。
2007年に行った旅行が、小さな文字と写真で綴られていて、
とってもカワイイのです。

できる範囲で、これからもきっと自分のメディアで、
素晴らしいものを作り続けていくohotoさん。
これからも応援してマス!

それから、このインタビューした日も、
実は結構の分量、私の相談を聞いてもらってました。
あるとき、悩んでいた私に、彼女がくれた本が
海からの贈り物」。
あの、飛行士のリンドバーグの奥様の書かれた本を、
大切に読ませてもらってます。

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