マクロとミクロの物語(「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」見た)

(アイキャッチ画像は、ものすごくうるさくて、ありえないほど近いうちの息子が、2歳にして自分撮りした写真)

やー 久しぶりに「映画」を見た気がする。

私はね、いわゆるミーハーなもんですから、
iTMSがスキで、話題の映画が出ると、都度見たりしてるんですよ、ipod Touchで

お金がないので、まあ、できる範囲で…。
だから、別に、そもそも映画に関して何かを言えるような、
そんな人間ではないんですけど、

それで、ちょっと前に「シャッターアイランド」とか「インセプション」とか
アイアムナンバーフォー」とか、「トワイライトシリーズ」とか
「X-MEN」とか見てたんですけど、

まあ、後者3つは、普通に楽しかったんでおいておいて

「インセプション」と「シャッターアイランド」で、
すごく世紀末感を、私は感じました。

なんつうの、完璧な仕事で、それなりに楽しいんだけど、
「コンプライアンスも守って、全自動で作りました」
みたいな、根底のあっさり感。

「ドラえもん」の出木杉君が作った映画って、こうなるんだろうな、
みたいな、人間の快感だけをうまく抽出させられる手法(手法なのか?)
それに、すごく「今、人間が向かおうとしている、世界の怖さ」みたいなのを、
感じていた。
それって何かって言ったら、うまく言えないけど、
いわゆる機械に飼われる人間みたいなこと??

でも「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、
本当によかった。

この話は、ホームドラマであると同時に、
マクロ(社会など)がミクロ(個人や家庭)に与える影響を、
悔しいほどにリアルに描いている。
マジで悔しかった。自分にはここまで描けない。
途中で思わず歯ぎしりしたくなるくらいに悔しかった。

本当は、マクロで起こっていることに対して、
ミクロは、何もすることができない。
「訴える」とか「デモすれば変わる」とか、本当はウソだ。

ミクロはミクロで、なんとかするしかない。
がむしゃらに悲しんでいくこと。
本当に世界を変えているのはきっとこの「がむしゃら」の力なんだと思う。
主人公の子が訪れた人たちに、訪れることで与えた物。
人が人に対して、本当に最大限にできることは、
こういうことなんだと思う。

そして、本当のマクロとは、
このミクロのいろいろな感情や行動の集積であることを、
しみじみと感じさせられた。

母子が話し合っている場面を見て、
この瞬間は、今までの映画での行動の、すべての結果だったんだ、
と、改めて泣ける。

震災を受けた人、子どもが居る人、親が居る人。
あなたに観てほしい。
今ならiTmsでレンタル500円!!

災害は常に、いきなりやってきて、
乱暴にいろいろなものを奪い去っていく。
その後始末をするのは、常に人だ。
人のコツコツした行動が必要だ。
でも、新しい、全然別のものを産むことがある。
そうして、人は生きている。

映画って、もう行き詰ったんだと思ってた。
いい映画見たわあ

…というか、もしかして俺、単にホームドラマがスキなだけ…?

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